損したくない方必見!派遣薬剤師は有給取れる?現役薬剤師の体験談

派遣薬剤師は有給取れる?現役薬剤師の体験談

こんにちは、現役派遣薬剤師のあいです。

前回、派遣薬剤師の福利厚生は?社会保険や雇用保険に入れる?

ということについてお話しました。

 

今回はその続きで、
派遣薬剤師の有給事情についてお話していきたいと思います!

派遣薬剤師の有給の日数は、正社員と同じ?

有給の日数は、労働基準法で定められているので、
正社員と同じように、

週5で働けば、

正社員と同じだけの有給をもらうことができます!

有給をもらうための条件は、
正社員も派遣薬剤師も同じで、

1.雇い入れ時から6ヶ月以上継続して勤務していること
2.全労働日の8割以上出勤していること

この2点です。

 

では何日有給がもらえるのか?というと、
勤続年数が増えるにつれて有給の数も増えていきます。

勤続年数 6ヶ月 1.5年 2.5年 3.5年 4.5年 5.5年 6.5年
有給日数 10日 11日 12日 14日 16日 18日 20日

 

派遣薬剤師の場合、週1~週4で働くということもあると思いますが、
その際も、労働日数に応じて、
もらえる有給の数が法律で決まっています!


労働日数
年間
労働日数
年間勤続年数
6ヶ月 1.5年 2.5年 3.5年 4.5年 5.5年 6.5年
4日 169日~216日 7日 8日 9日 10日 12日 13日 15日
3日 121~168日 5日 6日 6日 8日 9日 10日 11日
2日 73~120日 3日 4日 4日 5日 6日 6日 7日
1日 48~72日 1日 2日 2日 2日 3日 3日 3日

 

つまり、

有給の日数は、法律で守られているため、
派遣薬剤師でも有給は取得できる!

ということですね。

 

ちなみに・・・
有給のお金は誰が払っているの?といいますと、

普段支払われている給与は、もちろん派遣先の薬局から出ているのですが、
実は、有給休暇を使用した場合、

有給の分の給与は派遣会社が支払ってくれます。

なので、

有給をとったとしても派遣先の薬局から
人件費などの金銭的な面で嫌に思われることはない!

ということですね。

 

ここで、

 

2年前のあい

有給はもらえても、取得できなきゃ意味がない!!

ちゃんと取らせてもらえるの?

 

 

ということが気になると思います。

派遣薬剤師の有給取得率は?

2年前のあい
派遣薬剤師は、人手が少ない店舗で働くから
有給は取得しにくいんじゃないかな?

2年前のあい
取得しようとすると、職場で嫌な顔をされるのでは?

と、私は少し不安でした。

もしかしたら、昔の私のように思っている方もいらっしゃると思います。

 

結論から言いますと、

派遣薬剤師の有給取得率は、100%に近い!と思います。

 

ちゃんとした公式のデータはないのですが、

私自身も有給取得率は100%ですし、

私の友達で派遣薬剤師をしている子も、みな有給は100%消化している、

と言っています。

なので、どの派遣会社で働いても、
望めば有給は100%消化できる、と私は思います。

 

では、なぜ派遣薬剤師は有休を取得しやすいのでしょうか?

 

その理由についてお話していきたいと思います!

派遣薬剤師が有給を取りやすい理由①他の派遣薬剤師で埋めることができる

有給を取りたいけど、
薬局が人手不足で、自分が休まれると薬局が回らなくなってしまう!

という場合は

《有給取得で穴が開いた日に単発の別の派遣薬剤師を派遣する》

という方法をとることができます。

 

正社員の場合は、
その人がいないとできない仕事などがたくさんありますが、

派遣薬剤師の場合は、
仕事内容が投薬や調剤メインだったりと
他の薬剤師でも代わりがきく仕事内容であることがほとんどなので、
休みたいときは、他の派遣薬剤師で埋める、ということが可能なのです。

 

この方法を使えば、
薬局が忙しい冬場でも、自分の希望に合わせて有給をとることができます。

 

私は、2月という冬の忙しい時期に
3週間の休みを取って南米のウユニ塩湖に行ったのですが、
その際も私がいない期間は他の派遣薬剤師が入ることで、
問題なく休みを取得することができました!

ウユニの一番いい時期は2月なので、
正社員のときは、諦めていた場所なのですが、
派遣になることで行くことができた場所です。

他にも、

『友達との旅行で月曜日を有給にして、3連休にしたい!』

というときは、

単発派遣の方を入れて、私の有給の月曜日を埋めるということもありました。

この方法を使うには、
比較的大きな派遣会社で、
単発派遣を扱っている派遣会社に特に有利な方法です。

派遣薬剤師が有給を取りやすい理由②契約満了から次の契約の合間で有給を取る

どこでもいいから有給は全部消化したい!という方は、

《契約満了から次の薬局との契約の間に有給を取る》

という方法もあります。

 

例えば・・・

契約期間満了日が9月31日で、
10月から別の薬局に派遣されることが決まっているとします。
次の薬局の出勤を10月5日からにしてもらえば、
10月1日~4日を有給休暇にすることができます。

 

出勤開始日をずらしただけなので、

派遣先の薬局に気を使わずに、有給をとることができるのです。

 

私の友達の派遣薬剤師はこの方法をよく使ってるって言っていました。

 

派遣友達

有給で旅行に行ったり、特別なにかするわけじゃないんだけど、
家の掃除をしたり、
いつもより手の込んだ食事を家族に作ったり、
家でゆっくりすることで、

前の薬局での疲れがとれてリフレッシュできる!

 

と言っていました♪

まとめ

派遣薬剤師は、

派遣薬剤師が有給を取りやすい理由
  • 有給であいた穴を他の派遣薬剤師で埋めることができる
  • 契約と次の薬局の契約の間に有給をとることができる
この2つの理由から、
有給を取得しやすい、といえます。

有給が取りやすい薬剤師派遣会社はどこ?

派遣薬剤師が有給を取りやすい理由のところでもお話したのですが、

基本的にどの派遣会社を選んでも、
派遣薬剤師であれば有給は取りやすいと思います。

ただ、

単発派遣を多く扱っている派遣会社のほうが、
急に休みを取りたくなった際の対応力はあると思います。

 

私はファルメイトで働いているのですが、
私が有給をとるときは、
ファルメイトの単発派遣薬剤師がいつも代わりに入ってくれていますし、

社員さんが急に家庭の事情で休むことになった際にも、
ファルメイトの単発派遣薬剤師が入って穴を埋めていました。

そういった光景をよく体験しているので、

発派遣が充実しているファルメイトは休みが取りやすいと思っています。

 

また、アプロの単発派遣を利用したことがあるのですが

派遣会社の中でアプロドットコムが単発派遣は一番多いと感じました。

なので、アプロドットコムも休みはとりやすいと思います。

詳しくはアプロの詳細・レビュー記事をお読みください!^^

 

どこの派遣会社でも同じなのですが、

前もって有給の希望を派遣会社と薬局双方に伝えることで
円滑に休みをとることができるようになります。

 

具体的には、

南米旅行で3週間の休みを取る際は、
その薬局との契約前に、

1週間以上の長期休みの場合は、
1か月以上前に(薬局のシフトができる前に)

伝えるようにしています。

 

そのようにしているためか、
有給でトラブルになったことは一度もありません^^

まとめ

正社員のとき、
私の会社はブラックだったので、ほとんど有給を使うことができませんでした。

毎年毎年、消えていく有給・・・・。

 

そもそも、人が足りな過ぎて
ふつうの週休ですらシフトを組むのが大変で、
さらに、他の店舗に応援に行ったり、
他の店舗から応援を呼ばないと回らないといった店舗ばかりだったので、

有給を使うと店舗内スタッフだけじゃなく、
他の店舗の人からも白い目でみられる。

といった状況でした。

 

しかし、派遣薬剤師になってからは、世界が変わりました。

 

「この日有給取りたいです」と私が言うと、

「どうぞ~。休みを楽しんできてください^^」

 

と言ってもらえたりもしますし、
なんのしがらみもありません。

 

働いてないのに、お金もらえる~!!!

という嬉しさがあります。

 

休みが増えることによって、

  • 旅行に行ったりやりたいことができる
  • 平日ランチでおいしいものを食べられる
  • 家の掃除ができる
  • 家でゆっくりできる
  • 専業主婦気分を味わえる
などなど、

いつもの仕事する日常を離れることができ、

リフレッシュすることで、

 

また仕事を頑張れる!

 

といういい循環が生まれます。

 

派遣薬剤師になってからは他にもいいことがたくさんあって、
私の世界が180度変わりました。

派遣薬剤師になってからどう人生が変わったのか?

物語にしました!

面白いと評判なのでよかったらご覧ください!^^
(画像をクリックすると読めるようになっています)

派遣薬剤師になって人生が激変した話