こんにちは、現役派遣薬剤師のあいです。
薬局の薬剤師は、2:8ぐらいの割合で女性が多いですし、
私自身が女性なので、
私が書くブログ記事の内容も
どうしても女性目線になってしまいがちなのですが・・・・
男性で、派遣薬剤師に興味がある方もいらっしゃると思います。
薬剤師の中で派遣薬剤師をしている人も少ないのに、
その中で男性となると、
さらに少なく、ネット上でもあまり体験談は載っていません。
そこで、
「男性でも派遣薬剤師はできるの??」
と思っている方に向けた記事を書くことにしました!
私は派遣薬剤師になって1年半なのですが、
いろいろな店舗をまわっていくうえで、
何人かの派遣薬剤師さんと一緒に働く機会が多々ありました。
大きい規模の薬局だと、
派遣薬剤師が2~3人いる、ということも結構普通にあったりします。
その中で、
私は3人の男性の派遣薬剤師さんと、
一緒に働いたことがありました。
男性の派遣薬剤師さんと働いて私が感じたことや、
本人から聞いた話をこれからお話したいと思います!
資金作りのために派遣薬剤師になったAさん
彼はなんと、薬剤師歴半年で派遣薬剤師になったと言っていました。
『半年?!』
と、私は内心かなりびっくりしました。
この方のエピソードは、こちらの記事でも紹介しているのですが、
なぜ派遣薬剤師になったのか?と聞くと
「やりたいことがあって、そのお金をためるために短期間でたくさん稼ぎたい」
という理由でした。
その”やりたいこと”というのを詳しく聞いてみると、
「薬剤師以外のビジネスをしたい。」
という理由だったんです。
確かに、ビジネスをするには、
資金が必要っていいますよね。
Aさんは資金を貯めるため、
週6で勤務。
しかも、時給の高い単発派遣のみでスケジュールを全て埋めていたので、
私もAさんとは1日しか一緒に働いていないのですが、
仕事もはやく、テキパキ働くAさんに
店舗の人達は喜んでいました^^
派遣薬剤師は時給が高く、
Aさんのように時給3000円で週6で働けば、
1か月で約60万円稼ぐことができます。
このように、効率的に資金をためることができるので、
Aさんのように資金が必要な方にとっては
派遣薬剤師はいい手段であるといえますね!^^
勉強や趣味のために派遣薬剤師になったBさん
Bさんは、薬剤師歴三年目で派遣薬剤師になったという方です。
Aさんとは対照的で週4回、残業なし、という働き方をしていました。
Bさんはおとなしい方で、
派遣薬剤師になった理由を聞いても、
はっきりと教えてはくれなかったのですが、
「前の薬局が深夜までやっていたので、シフトが辛かったから正社員をやめました。」
「今は空いた時間を使って、
友達との時間を大切にしたり、勉強している。」
「いずれ、薬剤師以外の仕事もできたらいいな、と思っています」
と言っていました!
勉強の内容が、
薬についてなのか、別のビジネスについてなのか?
ということについては、はっきりと教えてもらえずわからなかったのですが、
プライベートを充実させるために派遣薬剤師になったようです!
家庭の事情で派遣薬剤師になったCさん
Cさんは、この薬局を派遣で半年ぐらい続けていて、
かなり店舗のことを熟知していました。
薬の棚もよく覚えていて、
店舗内のことで分からないことがあれば、
私はいつもCさんに教えてもらっていました。
精神科門前の薬局で、一包化も多かったのですが
Cさんは自動分包機の扱いもすごく慣れていて、
調剤も早いし、
一包化もテキパキこなして、
かなり頼りになる存在です。
そんなCさんはなぜ派遣で働いているのか?というと、
家庭の事情で、近いうちに親と同居するから。
という理由でした。
「親の介護が必要になって、
引っ越しをする予定があるけど、
その日程がまだはっきりと決まらない状態が、半年ぐらい続いている。」
というようなことを言っていました。
確かに、正社員だと引継ぎとか引き止めとかで、
辞めるまでに時間がかかったりしますからね。
派遣だったら、
基本的には2か月ごとの更新なので
日程が決まり次第辞めやすいというのはあります。
薬局開業の社会勉強のために派遣薬剤師になったDさん
Dさんは、私が一緒に働いたわけではなく、
大学時代の友人の話です。
Dさんは、今現在自分の薬局を開業して独立したのですが、
開業する前は、派遣薬剤師として、
いろんな店舗で勤務して、社会経験を積んだそうです。
派遣薬剤師になると、
いろいろな店舗で働くので、
自然と、
などなど、
様々な良い点も悪い点も知ることができます。
悪い点は反面教師にして、
いい点はたくさん取り入れて、
そんな薬局を作れば、
もう最高ですね!(笑)
自分に合った正社員転職先を探すために派遣になったEさん
Eさんは、
「本当は正社員で転職しようと思ってたけど、
転職に失敗したくない!!!
って思って、いろんな店舗をみてまわることができる派遣になりました。
派遣で働いてみて、自分に合っていると思ったら、
そこで正社員になろうと思っています」
と言っていました!
派遣として働いていると、
「この薬局で正社員にならない?」
っていうお誘いを頂くことがあります。
もともと人手不足で派遣を入れているので、
派遣先としても、
人件費のかかる派遣じゃなくて、正社員を入れたい!
って思ってることが多いです。
面接や、職場見学だけじゃ、
表面的なことしかみえないと思うんですよね。
なので、私も、正社員になるときは、
転職で後悔しないために、
派遣で働いていいと思ったところで正社員になろうと思っています。
まとめ
5人の方に共通するのは、
何か目的があって派遣薬剤師になっている
という点です。
確かに、
男性の派遣薬剤師は割合として少ないです。
なので、
『珍しい』
と思われたり、
「なんで派遣薬剤師になったんですか?(*^^*)」
と興味本位で直接聞かれることもあると思います。
ですが、理由があって派遣になっているというのが分かれば、
派遣だからといって職場で変にみられることもありません。
それでも、変な目でみられるかもしれない・・・と不安な方は、
こちらの記事も合わせてお読みください^^
今回お話した5人とお話して、改めて思ったのが、
目的を達成するために派遣薬剤師になるのは合理的である!
ということです。
私もやりたいことがあって、派遣薬剤師になったので、
5人の方とお話して
「わかるわかるー!」
と、とても共感できました。
正社員の頃の私は・・・
残業地獄だったので、家に帰ったら寝るだけの生活でした。
友達との飲み会があっても行けないし、
ジムに行ったり、習い事をする余裕もありません。
薬の勉強も、
と思っていたのに、
残業して仕事から帰ると、
と思ってしまって、勉強しませんでした。
他の業種の人達と休みが合わないので、
趣味で入ったサークルの活動になかなか参加できないことも苦しかったです。
連休も滅多にとれないので、
旅行もなかなか行けません。
勉強をしなければいけないのに、しない自分に対する嫌悪感や、劣等感。
趣味や友達との時間を充実させたいのに、できない葛藤などで、
心が押しつぶされそうでした。
ですが、今は違います。
派遣薬剤師になってから
その全てがかなうようになりました。
仕事も、勉強も、趣味も、家族との時間も
全てをバランスよくこなすことができて
自分のやりたいことが自由にできるって、
こんなに人生楽しいんだ!
と日々感じることができています。
私は、派遣薬剤師になることで、
人生が大きく変化しました。
私が派遣薬剤師になってどう変わったのか?
物語にしてみたので、
よかったらこちらも読んでみてくださいね^^
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