はじめまして、あいと申します。
私のブログにお越しくださり、ありがとうございます!
このサイトでは、
- 職場での人間関係の構築方法
- 転職の秘訣
- 正社員、派遣薬剤師、パートの適切な選び方
など、
薬剤師としての理想の働き方を実現する方法について、
私の経験や学んだことをお伝えしています!
なぜこのような情報発信をしようと思ったのかというと、
と思ったからです。
というのも、以前の私がまさにそうで、
実は、ほんの1年前までは
真っ暗闇のトンネルから抜け出せずに、絶望した日々を送っていました。
残業や、どうでもいいことで怒る上司に辛い思いをしながら、
ただひたすら耐える日々・・・・
しかし、あることをきっかけに、私の人生が大きく変わりました。
仕事環境を改善することで、
大きく成長し、別人のように生まれ変わる。
そんな経験を、一人でも多くの人にして欲しくて、
このサイトを作りました。
今日は、そんな私の暗い過去と、
人生を変えたきっかけについて、詳しくお話していきたいと思います。
私の過去の物語を読むことで
自分らしく働けるきっかけを見つけられたり、
新たな人生に向けて踏み出せる一歩になることができたら
と思います^^
暗闇の中にいた、正社員時代の話
私は、都内の調剤薬局で5年間正社員として働いていました。
正社員をやめた私が言っても説得力ないかもしれないですが、
私は薬剤師という仕事が好きです。
患者さんのプロブレムをみつけたり、
患者さんの悩みに合った投薬ができたときは、
とてもうれしい気持ちになります。
かかりつけの患者さんや、
私を覚えてくれている常連の患者さんに
1か月に1回会えるのが私の生きがいでした。
また、私がいた店舗のスタッフもみんな面白くて優しい人たちで、
みんなのことが大好きでした。
ですが、問題がひとつだけ。
それは、会社に対する不満でした。
- 残業が多く月60時間が続くこともある。終電で帰ることも。
- 人が少ないので、希望休を入れにくい(土曜日休めない)
- 人を入れてほしいと言っても「その人数でやれるでしょ?と言われる」
(外来はまわせるけど、在宅調剤に手がまわらないため残業。もちろん薬歴も残業。) - 私の店舗も人がいないのに、「他の店舗にヘルプを出して」と強く言ってくる。
- 理不尽な異動
- ジェネリック率やかかりつけ薬剤師の取得率が低いと上司から責められる
- 在宅をやっていたので、休みの日も呼び出されたり、基準ケータイが鳴る
- 薬局長会議が月に1回ある
- 管理薬剤師の業務は事務作業ばかり。
それでも、2年目の頃は
目新しさとやる気で乗り切れましたが、
だんだん苦痛になってきて、
3年目には、「仕事辞めたい病」になっていました。
一生懸命やっていても、
在宅調剤は一向に終わらないし、薬歴もたくさんたまってる。
今日は何時に帰れるんだろう・・と毎日絶望していました。
「こんなに残業になるのは、私の能力が低いからだ・・・」
「私がとろいからいけないんだ」
と、
自分を責めて落ち込むこともありました。
上司に相談しても、
「○○枚なら、その人数でまわせるでしょ?」
と処方箋枚数で判断され、わかってもらえない。
それどころか、
「他の店舗も人が足りてないから、応援を出して欲しい。出せるよね?」
と言われて、店舗の人を奪われる・・・。
結果、私の残業はますます膨れ上がっていきました。
でも、患者さんは薬を待っているし、
在宅調剤には納期が決まっているので遅れるわけにはいきません。
辛くても、逃げ場がない状況で、
毎日遅くまで残業していました。
さらに、
夜中に基準ケータイが鳴ったり、
休日の婚活デート中に、施設から基準に電話がきて
在宅の臨時のお届けを頼まれ
デートを中断して薬局と施設に向かったこともありました。
でも、そこまで頑張っても、
何か成果が残るわけでも、会社から評価されるわけでもありません。
ボーナスも、みんなと同じです。
在宅をしていなくて、残業がほとんどない店舗の人達のことを
ずるい!と思ったり、
こんなこと思いたくないのに、
パートさんや、時短で働くスタッフのことを
「契約や法律で守られていていいよね・・・」
と思うようになってしまいました。
そんなふうに思ってしまう自分が大嫌いでした。
自分の心がどんどん汚れていくのが分かります。
そんなふうに思ってしまう自分のことが嫌いになりそうでした。
また、
発注や、本社から依頼される分析や、毎月の提出物、
棚卸の事後処理など、
こんなの薬剤師じゃなくてもできる!
と思うような業務が増えて、
それらに追われることで
本来の薬剤師としての仕事から遠ざかったように感じました。
患者さんと接したり、調剤したり、薬剤師の仕事は好きだけど、
こんな日々は苦痛すぎる・・・・
そんな私にさらに追い打ちをかけたのが、
趣味の存在です。
プライベートで社会人サークルに入ったことをきっかけに
私は趣味に没頭しだしました。
しかし、世間の休みは土日です。
友達は、みんな土日に遊びます。
私もみんなと遊んで趣味を楽しみたいのに
土曜日仕事なのが次第に嫌になっていきました。
また、社会人サークルに入って、他業種と知り合うなかで、
自分の年収が意外と結構世間からすると高いこと、
世間の人は、もっとはやく家に帰ってプライベートを過ごせていること
を知りました。
今まで私は、薬剤師の業界しか知らなかったので、
この働き方が普通なのかな、と思っていたんです。
それが、違うと知ってしまったとき、私の価値観が崩壊しました。
友達は、年収400万でも
毎日はやく帰って家族との時間を過ごしたり、飲み会したり
土日は趣味を満喫したり、友達と遊んだり、
有休をとって旅行したりして過ごしている。
楽しそう。キラキラ幸せそうにみえる。
一方私は・・・
年収550万もらっているけど
残業だらけで帰りは遅いし、土曜日は仕事だ。
土曜日休もうと思うと、上司やスタッフに冷たい目でみられる。
有休もほとんどとれずに、毎年消えていく・・・。
世間と自分に、こんなにもずれがあるのだ、
と気づいた私は、
仕事だけが充実していても、本当の意味で幸せじゃない。
仕事とプライベートのバランスが大事なんだ。
と考えるようになりました。
私の心の中には、理想がはっきりとありました。
薬剤師という仕事は好き。
だけど・・・
プライベートも大事にしたい。
仕事とプライベートのメリハリをつけて、
世間のみんなのように、キラキラ生きてみたい。
こういった願望があるのに、
それを押し殺して、働き続けても、
仕事に対する不満やイライラが募っていくばかり。
願望や理想が消えることはありませんでした。
自分の心に素直になろう
そう思った私は、
正社員を辞めることを決意しました。
正社員を辞めた後、
今後の働き方について、とても悩みました。
もう二度とあんな思いしたくない。
そこで、脳裏に浮かんだのが、派遣薬剤師という選択でした。
派遣薬剤師って、時給高いから何か裏があるんじゃ・・・・?怪しい・・・!!
ってちょっと不安だったんですけど、
まずは1回試しにやってみよう。
だめだったらやればいいや。
と思って、
単発派遣という、1日だけの派遣をしてみたんです。
そしたら、実際やってみると、
意外とハードル低くできて、
派遣先の人たちもみんな優しくしてくれるし、
『私でも働けた!』
っていうことが自信になりました。
という気持ちから、このまま派遣で働くことにしました。
正社員を辞めて1年たった今、
現在私は派遣薬剤師として平日週3回働いています。
時給3000円で8時間勤務なので、
月収31万、年収にすると370万ぐらいです。
「370万、少な・・・!」
「370万じゃ生きていけないよ」
と思うかもしれないですけど、
週3で残業なしですからね。仕方ない。
それに、正社員時代に残業しまくっていた頃の貯金があったので、
『今はお金を使う時期だ!!』
と考え、今はあえて仕事をセーブして、
プライベートに専念することにしました。
この選択は、今でも間違ってなかったと思っていますし、
人生変わったので、全く後悔はないです。
では、正社員を辞めたあと、
プライベートで私が何をしたのか?というと、
・足の踏み場もないぐらい汚かった部屋。笑
家にあった大学の教科書やプリント、日経DIを全てスキャンし、
データ化して情報整理&部屋の片づけをした。
・包丁の握り方も怪しかった私(笑)が、お母さんに毎日料理を習って、
料理の献立を自分で考えて作れるようになった
・海外に興味はあったけど
怖くて1度しか海外に行ったことのなかった私が、半年で9か国旅行した
・土曜日にカメラサークルの友達がみんなで集まって遊んでいるなか
私だけがみんなと遊べないのが寂しかった。
派遣になってからは、
土日はカメラ友達と遊んだり、旅行したりしている。
・サークルに入ったときはオートでしか写真を撮れなかったのですが、
カメラに費やす時間が増えて、スキルを磨くことができ
カメラサークルの写真コンテストで1位になった
・趣味のピアノを毎日弾いて
一生かけても私には弾けないと思っていた憧れの曲
リストの”ラカンパネラ”を発表会で弾いた
・ダイビングのライセンスをとって、小笠原でダイビングしたり、
野生のイルカと泳いだ
・ジムに通って痩せた
他にもありますが、こんな感じです。
振り返ってみると、
正社員の頃の私は、仕事ばかりで、
プライベートではなにもできていないポンコツでした。
料理はできない。部屋は汚い。
ピアノやカメラは上手くなりたいと思うだけで行動できていない。
おまけに、残業で夕飯が遅くなり太ってしまった。
って、だめすぎる・・・(笑)
仕事ばかりした結果、お金はたまったけど、
仕事以外なにもできない人間みたいになってました。
プライベートの時間がなくて、
やりたいことや、こうなりたい!っていう理想はあるのに、
そうなれなくて苦しかったです。
ですが、正社員を辞めてからは、週4で休みですからね。
やりたいことをやる、
遊びたいときに遊ぶ。
そんな生活をすることで、
気付いたら、
正社員のころに思い描いていたいろんな夢を達成できていました。
それどころか、仕事を辞めた時点では想像すらできなかった自分がいます。
海外旅行に、しかも9か国行くという未来は
過去の私にはありえないできことです。
なぜなら、私は海外が本当に怖かったからです。
行ったら死ぬんじゃないか、とさえ思っていました(笑)
でも、派遣になった私を知った友達が、
『休みがとれるようになったなら一緒に海外行こうよ』
と海外に連れて行ってくれたのをキッカケに、
海外にハマるようになったんです(笑)
9月~2月という、薬局では忙しい時期にもかかわらず、
9か国・合計5回も旅行することができたのは、
融通がきく派遣だからですね。
特にウユニ塩湖は2月がベストシーズンなので、
正社員ではなかなか行けない場所だと思います。
海外に行くことで、私の視野はますます広がり、
価値観や考え方まで大きく変わりました。
夢は叶ったらそこで終わりではありません。
そこから新たな夢がはじまるのです。
派遣薬剤師になることで、
新たな目標や夢も生まれました。
正社員時代には、
『めんどくさくていやだな~』と思っていた勉強も
派遣薬剤師になって、いろいろな店舗で働くことで、
自然と薬の知識が増えると、
と、勉強するのが楽しくなってきました。
また、時間にゆとりがある、というのも大きいです。
と自然と思えるようになりました。
このように勉強していった結果、
正社員時代の頃よりも知識は増えたのですが・・・・
たくさんの店舗に行き、たくさんの素敵な薬剤師に出会うことで、
自分はまだまだ未熟だ。。。
ということに気づきました。
幅広い薬の知識を持ちながら、
専門分野を持っている薬剤師や、
患者さんの悩みをうまく引き出し、
患者さんの力になっている薬剤師、
栄養学や心理学などの知識ももっている薬剤師など
素晴らしい薬剤師がたくさんいます。
私もこの人達みたいになりたい。
今は週3で働いているのですが、
平日休んでいる2日間は、
私の苦手分野である漢方の勉強と、
プラスアルファで心理学の勉強、
栄養学の勉強などをしたりして過ごしています。
学んだことを投薬で患者さんに指導することで、
これから、もっともっと薬剤師として、
人として社会に貢献していきたいです!!
では、なぜ私がネットで情報発信をしようと思ったのか?というと
私の発信する情報で、人生が楽しくなる人を増やしたい。
と思っているからです。
正社員を辞めると決めたとき。
転職ではなく、派遣をやると決めたとき。
それはそれは、とてもとても悩みました。
実際には、辞めたいと思ってから実際に辞めるまで1年ぐらい悩んでましたね。
もしかしたら、
かつての私と同じように悩んでいる人は他にもいるかもしれない。
私は派遣薬剤師になることで、
「薬剤師になってよかった」
と思いながら働くことができています。
もしかしたら、私が情報発信をすることで、
人生が楽しくなる人がたくさん増えるかもしれない。
「薬剤師になってよかった」
って思う人が増えるかもしれません。
もしそうなったら、それってすごく素敵なことだな。って。
誰かの役に立てたらうれしい。
その気持ちは、投薬のときの気持ちと少し近いものがあるかも。
もし、あなたが今の状況が辛く、
「人生を変えたい!」
と思っていらっしゃるのであれば、
私はそんなあなたの力になりたいです。
派遣薬剤師になることで、
私はプライベートと仕事の理想のバランスを手に入れて
夢もたくさん叶い、人生が変わりました。
私は、私が所属しているファルメイトという派遣会社が大好きです。
なぜなら、いつも私に合う求人を提案してくれるからです。
『今の派遣先はどうですか?』
って、いつも気にかけてくれるからです。
自分の会社を心から好きって言えることが、嬉しいです。
ファルメイトの詳細・レビューもしかしたら、
「派遣会社ってどこも同じでしょ?」
って思われてる方もいらっしゃるかもしれません。
なぜなら、私がそうだったからです!(笑)
でも、いろんな派遣会社と面談してみて、
そうじゃないんだ!
と気づきました。
求人数に強かったり、
研修に強かったり、
時給に強かったり。
派遣会社の特徴はそれぞれ違っていました。
私たち薬剤師も、
どのような会社で働きたいのか?
どんな要望があるのか?
といったことや、
置かれている現在の状況によって、
選ぶべき派遣会社は変わってきます。
自分にどの派遣会社が合っているのか?知りたい方は、
ぜひこちらの記事もお読みになってくださいね!
我慢して、辛い思いをしながら働いている人がたくさんいるのでは…?